GNC生活思想日記 ネトウヨ的、人間論的、知恩的

■元、「日本共産党」系左翼のシンパ → 「社民党(社会党)」系リベラルのシンパ → 「革命的共産主義者同盟中核派」系極左のシンパ。。。現在、「現実的保守主義者同盟エロ派」。。。                   ■リタイア生活、資産運用・株式投資、政治、経済、時事・社会問題、反日左翼、くそリベラル、反戦平和、保守、愛国、読書、学習、音楽、飲食、性愛、チンポ・マ〇コなどについて語る。。。  ■正直、老いたくない。しかし、受け止めよう。。。老いてこそ「ヤレる」ことがある、老いてこそ「言える」ことがある。。。クソ野郎・クソ女・クソガキを許さない。。。                                              ■現実主義を第一とする。理想主義も重要だと考えるが、「偽善」「お花畑的アホ論・空論」は、ボロカスに批判し、ドブ川へ叩き落とす。。。緑色(環境系キ〇ガイ)及び、虹色(LGBT系キ〇ガイ)の全体主義・原理主義を拒否する、徹底的にヤル、闘う。。。              ■「戦争反対」、当たり前である。。。「平和を守る」ためにこそ、十分かつ強力な防衛力・反撃力を保有する、当たり前である。。。「憲法に自衛隊保有を明記する」、当たり前である。。。                                          ■保守・右派へ「転向」して以来、「自民党しか政権まかせられねーじゃん!」とゆー考え・思いでヤってきたが、このたび、自民党を支持・応援することをヤメることにした(2023.06)。。。                    「自民党議員の9割はクズ」(作家/日本保守党・百田尚樹氏)という激辛批評・見解に、激しく同意する。。。政党・政治勢力・政治家に対しては、「是々非々」の態度で臨む。。。    ■ ハマス憲章「ジハード以外にパレスチナ問題の解決はない。様々な提案や提議、国際会議などは時間の無駄であり、無意味なものである」 ⇒ これがテロリスト「ハマス」の根本思想である。彼奴らに「話し合い」とゆー選択肢はない。こんな奴らは、打倒・殲滅するしかないだろう。故に、私は、イスラエルの軍事行動を支持する。同時に、「ハマス」のキ〇ガイ的正体について、勉強不足で知らないで擁護するリベラル系知識人、知っていながら擁護する中東専門家どもを激しく糾弾する。貴様ら、正気か? アホか? バカか? パープーか? 殴られたいのか?                                               ■オツム(思想)は「右に傾いている」が、チンポ(肉棒)は「左に曲がっている」。。。というわけで、私の中で、右と左のバランスは、まぁいい感じに保たれている、と言える。。。何か?

カテゴリ: 読書勉強

 どうも~、皆さん、お元気ですかー? 風間官房長官でーす。
 ネット上で右翼のような頭の悪い発言をする輩、ネトウヨでーす。
 劣等民族で、スミマセン(笑)
 高等民族であらせられる左翼さん・リベラルさんには、とてもかないません(笑)

 さて。

 もう、3回目か4回目になるかもしれないが、過去記事を再掲示しておきたいと思ふ。

 私の思い・願いを込めたつもりの記事だから。。。

 2023.6.19に初アップした記事。
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  読書の話。読書案内をしたいと思ふ。

 この4月から5月にかけて、蔵書を整理した。
 6,000冊くらいあった内、2,000冊ほどを廃棄して4,000冊程度まで圧縮した。
 整理していると、ついつい、手にした本を読み始めてしまい、なかなか作業が進まないときがあった。まぁ、本の整理に限らず、写真・アルバムを整理するときなんかも、そーゆーこと、あるよね。

 で、私は、2019年頃までは左翼をやっていたので、蔵書は、そっち系のモノが圧倒的に多い。保守・右派に転向した今、左翼本などとゆーモノは全部捨ててもいいのでは。と思ったけれど、読み直してみると、これがなかなかね、捨てがたいモノがあるわけで。

 で、今回、「これ、保守・右派の人にも読んでもらいたいなぁ」というのを3冊、ピックアップして紹介してみたい。党派的なモノ、左翼主張そのもの的なモノ、は外したつもり。なんつーか、保守・右派であろうとも、こーゆー感覚、事実、事件は持っておいてもらいたい、知っておいてもらいたい、という視点からセレクトしてみたので、ぜひ、参考にしていただければ幸いである。

 それでは、レッツ・ゴーしてみましょうか。

①空想から科学へ社会主義の発展
 (フリードリッヒ・エンゲルス著、大月書店)
 
 「なんじゃい、社会主義の本かい! んなもん、読めんわ!」と、頭から否定・拒否しないでいただきたい。確かに、空想的社会主義として始まったものが、思想家の鍛錬を経て科学的社会主義に発展してきた過程を説明する内容であるのだが、政治本ではなく、「唯物論哲学の入門書」である、というのが私の受け止めである。唯物論というと、これまた忌避する人がいるかもしれないが、唯物論的素養は、保守・右派でも、というか、すべての現代人が、生活のベースに持っていたほうがいい哲学思想だと思う。てか、唯物論でないと、科学、化学、物理その他諸々、現実世界における事象、説明できないよ、当たり前のことだけど(笑)

 エンゲルスは、文章がうまい。

 私が「ここ、この本の肝だよね」と思っている部分を抜き出しておきたいと思う。

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 これらの新しい事実にせまられ、これまでの歴史の全体が新しく研究しなおされるようになった。そしてその結果、次のようなことが明らかになった。すなわち、これまでのすべての歴史は、原始状態をべつにすれば、階級闘争の歴史であったということ、社会のなかのこれらのたがいに闘いあう諸階級は、いつでもその時代の生産関係と交易関係との、一言でいえば経済的諸関係の産物であるということ、したがって、社会のそのときどきの経済的構造が現実の土台をなしているのであって、それぞれの歴史的時期の法的および政治的諸制度や、宗教的、哲学的、その他の見解から成っている上部構造の全体は究極においてこの土台から説明されるべきあるということが明らかになった。ヘーゲルは歴史観を形而上学から解放して、これを弁証法的なものにした、――しかし彼の歴史観は本質的に観念論的なものであった。いまや観念論は、その最後の隠れ場所であった歴史観から追い出されて、唯物論的な歴史観があたえられた。そして、これまでのように人間の存在をその意識から説明するのではなく、人間の意識をその存在から説明する道が見いだされたのである。
 こういうわけで、いまでは社会主義は、もはやあれこれの天才的な頭脳の持ち主の偶然的な発見物としてではなく、歴史的に成立した二つの階級、プロレタリアートとブルジョアジーとの闘争の必然的な産物として、現れたのである。社会主義の課題は、もはや、できるだけ完全な社会体制を完成することではなくて、これらの階級とその対立抗争を必然的に発生させた歴史的な経済的な経過を研究し、この経過によってつくりだされた経済状態のうちにこの衝突を解決する手段を発見することであった。
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 唯物史観は、次の命題から出発する。すなわち、生産が、そして生産の次にはその生産物の交換が、あらゆる社会制度の基礎であるということ、歴史上に現れたどの社会においても、生産物の分配は、それとともにまた諸階級または諸身分への社会の編成は、なにがどのようにして生産され、また生産されたものがどのように交換されるかによって決まるということ、である。この見地からすれば、いっさいの社会的変動と政治的変革の究極の原因は、人間の頭のなかにではなく、つまり人間が永遠の真理や正義をますます認識してゆくことにではなく、生産と交換の様式の変化に求めなければならない。つまり、それは哲学にではなく、その時代の経済に求めなければならない。
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 ここまで書いていて、唯物論の入門・基礎ということであれば、同じくエンゲルスの『フォイエルバッハ論』というのもあるなぁ、こっちも重要だよなぁ、と思ってしまった。キリがないのだが、同書からも少しだけ引いておく。

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 思考と存在との、精神と自然との関係という問題、哲学全体のこの最高の問題は、こういうわけで、すべての宗教におとらず、人類の野蛮時代の無知蒙昧な観念のうちに根をもっている。しかし、この問題は、ヨーロッパ人がキリスト教的中世のながい冬眠からめざめたのちにはじめて十分に明確な形で提出され、完全な意義を獲得することができるようになったのである。もっとも、存在に対する思考の地位という問題は、中世のスコラ哲学においても大きな役割を演じており、根源的なものはなにか、精神か自然か、というこの問題は、尖鋭化して、教会にたいしては、神が世界を創造したのか、それとも世界は永遠の昔から存在しているのか、というところまでいきついた。
 この問いにどう答えたかに応じて、哲学者たちは二つの大きな陣営に分裂した。自然にたいする精神の根源性を主張し、したがってけっきょく何かの種類の世界創造をみとめた人々は・・・・・・・観念論の陣営を作った。自然を根源的なものと見なした他の人々は、唯物論のさまざまな学派にはいる。
 観念論と唯物論というこの二つの表現には、もともと、右に述べた以外の意味はない。
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 『空想から科学へ』、『フォイエルバッハ論』、たぶん大月書店からはもう出ていないと思うので(古本ベースならあるかな?)、岩波文庫で出ているのを購入すればよかろう。
 空想から科学へ 2 (2)
 フォイエルバッハ論

 では、次へ、イってみよう。

②「あふれる愛」を継いで
  ~米軍ジェット機が娘と孫を奪った~

  (土志田勇著、七つ森書簡、2005年9月)

 「横浜米軍機墜落事件」として知られる、というか、もう忘れかけられている悲惨な事件・事故があった。
 帯の裏書きを引いておこう。
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 米軍ジェット機が、和枝と幼い二人のの頭上に墜落してきたのは、昭和52(1977)年9月27日のことでした。(中略)私にとってあの米軍ジェット機墜落事故は思い出すのもおぞましい、できることなら記憶から抹消してしまいたい出来事です。けれども、二度とおなじ悲劇を繰り返さないためにも、そして必死で生きようとした和枝のためにも、目を背けず、語り継いでいくことが父親である私の使命だと思うのです。(「はじめに」より)
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 本書の著者、土志田氏は、和枝さんの父親である。

 私は、訪れたことはないのだが、横浜の「港の見える丘公園」に、「愛の母子像」というものが設置されている。これは、事故で亡くなった、和枝さんとその子ども(裕一郎くん3歳、康弘くん1歳)の像である。
 愛の母子像

 事故のあらましはこうである。

〇1977年9月27日、厚木基地を離陸した直後の米海兵隊所属のファントム機が、火災を
 発生して、横浜市緑区(現・青葉区)の住宅街に墜落、炎上。
〇パイロット二人は緊急脱出してパラシュートで降下し、無傷。
〇米軍からの連絡を受けて出動した海上自衛隊ヘリコプターは、パイロット二人を救助
 ・回収して飛び去った。
〇陸上自衛隊の救難隊は出動準備はしたものの、「現地には消防が出動しているから、
 まぁ、ええだろう」ということで、結局出動せず。

〇全身やけどの重傷者5人と軽症者4人が病院へ運ばれる。
〇28日、0時50分、裕一郎君(3歳)は、「パパ、ママ、バイバイ」とつぶや
 ながら
死去

〇同日、4時30分、康弘君(1歳)は、「ポッポっぽー」と覚えたばかりの
 鳩ポッポの歌を歌いながら
死去。
〇二人の母親である和枝さん、全身大やけどで危篤状態に陥ったが持ち直し、命を留め
 る。「子どもたちは自衛隊病院にいるよ。大丈夫だ」と伝えた。和枝さんに真実が伝
 えられたのは、約1年半後、1979年1月であった。なぜ、1年半も伏せていたのか? 
 和枝さん
自身が生きるか死ぬかの様態であり、そんなところへ子どもたちがすでに死
 んだことを伝えたならば、和枝さん自身の生きる気力が一気に衰え、死が早まってし
 まうことを懸念したからである。

〇和枝さんは、懸命に治療を続けるも、その過程で精神に異常を来し、夫との関係が悪化
 して、離婚。
〇1982年1月、和枝さん、死去(31歳)

 事故処理にやってきた米軍兵士が、集まった住民に向かって、ニヤニヤ笑いならがピースサインをしていて、それが米軍への非難に油を注いだ。これは、誰がどう見ても、許せないものであろう。
 あふれる愛 米兵士

 治療中、和枝さんの口から出た言葉が重すぎる。
 「カーター大統領からファントムを1機もらおうかしら。そしてアメリカにそれを落としてやるの」

 この本ね、マジで、涙なしには読めないよ。

 本書を左翼本として紹介することが適切なのかどうか、私自身、迷いというか疑問がないわけではない。しかし、「左翼本」としてではないにしろ、「保守・右派」に読んでもらいたいと思うのは、「保守・右派」に、日米同盟・日米安保を重視するあまり、在日米軍の事故・犯罪を追及する姿勢に欠ける傾向がある、もっと言えば、事故・犯罪が発生したとき、在日米軍を庇う、擁護するような言論さえ発せられることがあるからである。いちいち具体例を細かく記載しないが、いつぞや、深夜に日本人女子が米軍関係者にレイプされるという事件が発生した際、「夜遅くに一人で歩いていた女が悪い」などとゆー言説が飛び交ったのは、その典型である。それは、アカン、絶対にアカン!

 わが国にとって、日米同盟・日米安保は重要なものであることは論を待たないが、だからといって、米軍のしでかす犯罪・事故に寛容であってはならないと考える。絶対に、断固として。

 むしろ、米軍というか、アメリカという国自体との付き合い全般においても、彼らに対しては、心のどこかで警戒心を持っておく必要があるかと思う。特に、アメリカ白人に対しては。

 GHQの占領・支配が終わってから70年あまり経つわけだが、アメリカ白人たちの根底には、「日本人は黄色いサル」「日本人は遅れた民族」という意識がある、絶対にある。

 直近の例で言えば、エマニュエル駐日大使の発言が、その典型であろう。LGBT法案が可決される方向にあり、時同じくして、どっかのバカ裁判長が「同性婚を認めていないのは違憲だ」と判決を出す、そうした流れを受けて、エマじじいは何と言ったか? 

 「日本は、今、進化の過程にある」

 そう、彼奴らは、日本人のことを「サル」だと認識しているのである。「アメリカの進んだ思想、文化をもっと取り入れろ、そうすれば日本人はサルから人間になれるのだ!」ということである。

 「日本人を舐めるな! 
    貴様のようなヤツは日本から出て行け!」


 こうした声が沸き上がり、エマじじい追放運動が起こってもいいと思うのだが、ダメだね、全然、盛り上がらない。保守・右派の一部でそうした言論は出ているが、左翼・リベラルはだんまりだ。ヘタしたら、「エマさまぁ~、よくぞ言ってくれました~」くらいに思っているのではないか。

 ありゃ、保守・右派に苦言を呈するつもりだったのが、左翼・リベラル批判になってしまった(笑)
 「あふれる愛」を継いで

 では、次、ラスト、イってみよう。

③税が悪魔になるとき
 (斎藤貴男・湖東京至対談、新日本出版社、2012年8月)

 最近でこそ、保守・右派の間でも消費税減税を唱える言論が出ているが、かつて、消費税が導入されて、それが増税され来た段階ではどうであったろうか。その頃、私は左翼だったので、保守・右派の言論、とくに、経済分野に関してどのような言論が展開されていたのかは知らない。もし、保守・右派も当初から消費税に反対していた、というのであれば、本書を「保守・右派に読んでほしい本」として紹介することは的外れになるかもしれない。その場合は、ゴメンナチャイ、ということでよろしくお頼み申す(笑)

 しかし、まぁ、消費税を「悪魔の税制」とまで規定して、強硬に反対する言論は、保守・右派界隈でもなかったのではないかと思う。

 本書は、ド左翼ジャーナリスト斎藤貴男と元大学教授・税理士の湖東京至先生による、消費税反対の書である。

 民主党政権の末期、2012年、民主党・自民党・公明党の間で行われた3党合意「消費税を5%から10%へ段階的に引き上げる」を受けて出版されたものである。3党合意とは言うが、最も責められるべきは、民主党野田政権であろう。そもそも、民主党政権自体が、「消費税増税などしない」=マニュフェストに一切そうした記載なし、ということで自民党から政権を奪って誕生したものである。それが、アレレ?という間に、野田政権になってから消費増税の方針が打ち出されたのである。当時の野田の周りにいたのが、今でも現役の菅直人であり、岡田克也であり、枝野幸男であり、安曇淳といった面々である。なので、その流れを組む立憲民主党には、消費税増税についての責任がMAX盛り盛りなのである。
 そう言えば、枝野は、昨年、2022年11月、「(消費税5%への減税は)政策的に間違いだった。二度と減税は言わない」と表明したね。ちょちょちょ、えええぇ~ ということで、立憲内部、ひっちゃかめっちゃかに混乱した(笑)

 じゃあ、だからと言って、自民党政権に期待できるのかと言えば、できない。少なくとも、彼奴らは、減税の声は出てこない。現状維持を言うのが精一杯である。2019年に消費税率が10%になったとき、安倍総理は、「(さらなる増税は)今後10年間くらいは必要がない」と言ったが、どうなることか、わかったものではない。安倍総理が存命であれば絶対通らなかった、いや、提起さえされなかったであろうLGBT法案が、ホイホイのホ~イで成立してしまったくらいだ。岸田政権は、安倍路線を崩し始めている、反故にしようとしている。そのうち、消費増税を言い出すに決まっている。

 消費税が、いかにヤバい税金・税システムであるか、これは右も左も関係がない、知っておくべき、そして反対すべきモノであることを強く訴えるものである。
 消費税悪魔
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 ラジオ番組で、コロッケに何をかけるか問題」をやっていた。
  ソースでしょ。
  いや、ケチャップでしょ
  いやいやいや、デミグラスソースで決まり。
  シンプルに醤油。

 ったく、しょーもない、アホくさ!
 ソース、ケチャップ、デミソ、醤油、全部まとめてぶっかけりゃいいだろうが! あん?
 それで、解決! はい、おしまい!
 コロッケには何をかけますか?
 さすが、姫様。その手があったか。。。

 どうも~、皆さん、お元気ですかー? 風間官房長官でーす。

 さて。

 昼食は、妻が作ってくれた焼きそばを食べたのだが。
 15:00を過ぎる頃、なーんか、小腹が空いてきたんじゃね? ってことになったので、「元町珈琲」で、サクサクポテトを食した。これが、おいのよ。 
 元町珈琲202405
 以前は、フォークがなくて、いちいち「あのぅ、フォークをもらえませんかぁ~?」とリクエストしていたのだが、最近は、最初からフォークがついた状態で提供してくれるようになった。客からの同じような声が多かったのだろう。これも一つの、サービス改善・業務改善。フォークを取りに行ってまた戻ってくる、ってゆー手間がなくなるし、いいことだよね  (・∀・)イイネ!!

 ところで。
 日本女子の、海外売春での稼ぎっぷりがハンパない、らしい。

 日本での3~5倍くらい、稼ぐことができるって。
 う~ん、まぁね、円安だしね、そーなるわな。
 そもそも、単価のレベルが違う。
 日本の場合、高級ソープと言われるところでも、1本やって5万円。1日3本で15万円。外国では、1本15~20万円。1日やれば、45~60万円の稼ぎ。「バカらしくて、日本でなんかやってらんな~い」となるわけだ。

 多くの場合、エージェントを介して(手数料を払って)商売をするが、完全なフリーの立場で、SNSを駆使して自分で集客し、常連客・固定客を囲うところまでやってしまう強者もいるから、すごい。

 また、世界のたいていの国では売春は禁止されているので、違法状態、摘発されることにビクビクしながら商売をするのだが、近いところでは、オーストラリア、ニュージーランド、これらは、売春が合法なので、ちょいと安心。いいね (・∀・)イイネ!! もっとも、観光ビザで入国しておきながら、売春で稼ぐのは、不法就労となるので、アウト。

 弊害が起き始めている。日本人女子売春しまくっている、とゆー情報が、各国入管当局の共通認識となりつつあり、そのため、入国審査が厳しくなっているとのこと。女子1人での入国は、完全に疑われる。「コイツは売春目的ではないか」とゆー疑い前提で、いろいろ調べられる。取調室へ連れて行かれ、荷物全部調べられる。派手な下着でも入っていた日には、もう、取調官の疑惑追及はMAXとなる。スマホの通話履歴、検索履歴なども調べられるので、ちゃんと事前に消去しておかなければならない。
 純粋に、本当に観光目的で入国しようとした日本人女子が、入国を認められず、帰国させられたとゆー事例が発生している。

 まぁ、しかし、そのうちね、どこどこの国で日本人女性が殺された、とかゆーニュース報道が、ばんばん飛び交うことになるのではないか。既に、事件は起きているのかもしれないが。なにしろ、「出稼ぎに行ったまま帰ってこない子がいる」という証言があるようなので、心配である。この手の問題は、どこの管轄になるのか、外務省警察か、まぁ、どこでもよいが、「売春目的での海外渡航はアカンぞなもし」という警告・注意喚起をしたほうがよくはないか。

 セックスワーク。
 数々の実地調査をしつつ(笑)、いろいろ本も読んで調べてきたけれど、「人類最古の職業」と言われるだけあり、実に奥が深い、興味の尽きない研究対象である。。。


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 2022年11月2日にアップした記事を再掲示する。

 マルクス、エンゲルス、レーニンに夢中だった。

 私は、腰抜け左翼(日本共産党 系)、リベラル左翼(新社会党、社会ミンス党、立憲ミンス党など)、革命的極左(革命的共産主義者同盟中核派)を卒業して、保守・右派(ネトウヨ)になったのだけれど。

 マルクス、エンゲルス、レーニンから学んだことのいくつかは、ネトウヨの立場でも使えるモノ、ちょいちょいあるよ。

 左翼・極左体験は、無意味・無駄なことではなかった、かな。
 資本主義社会、てゆーか、人間社会そのものを生きてイクのに役立つ。とくに、唯物論と観念論についてしっかり学んでおくことが重要だ。これはね、右とか左とか、関係なしに。
 また、左翼批判をする場面でも役立つ。彼奴ら、左翼の頭の中、思考パターン、メンタリティーが理解できるので、「あのね、それ、オカシイでしょ、あん?」とツッコミを入れることができる。

 別の記事で書いたことあるけどさ、保守・右派もさ、マルクス、エンゲルス、レーニンを読んでみたらいい、勉強してみたらいい、と思うよ。昨今、流行しているリベラルっぽい学問・思想の正体について、「あれ? これって、マルクス・エンゲルスの亜流じゃん、焼き直しじゃん」ってことに気付くことができると思う。

 私自身、まだ勉強中であるので、あまりエラソーなことは言えない段階なのだけれど、敢えて、結論的なことを言っておく。

 日本だけでなく、世界には、どうしても、「国家、資本主義、伝統文化、秩序、男女の性差などを破壊したくてしょうがない」連中がいる。彼らは、本当は、革命(暴力)によって、世界をガラガラポンしたいのだけれど、さすがにそれは無理、現実的ではないと認識している。なので、多民族多文化共生、男女平等、環境保護、格差是正、マイノリティー権利保護といった、ぱっと見もっともらしい理屈・題目を持ち出して来て、「ズルズルと、少しずつ、世界を変革していこう」という路線に転換し、様々な場面において、そうした思想に基づく具体的な政策を浸透させ、学校教育の中へ紛れ込ませ、マスコミに垂れ流し、政治家を洗脳・誘導し、「理想社会」を作り上げようとしている。

 これもまた、私自身、まだ確信を持つに至っていないのだけれど、そうしたアホ思想の源流は、ヨーロッパ諸国のアカデミズム(赤デミズム)にあるのではないかと考えている。とくに、ヤバいと思われるのが、フランス、ドイツである。アメリカも相当にあやしい。アメリカといえば、私の若い頃は、「反共」のトップバッターのイメージなのだが、いまや、「容共」に転落してしまっているのでないかと、言わざるを得ない。それくらいに、左翼・リベラルは、存在感を増し、社会をグチャグチャにする力をつけてきている。絶対に、阻止しなければならない。


以下、再掲記事 
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 ド左翼真っ盛りの頃に、勢い・ノリで買ってしまった。
  〇マルクス・エンゲルス全集
  〇レーニン全集

 マルエン全集レーニン全集

 詳しくは覚えていないが、両方合わせて40万円くらいしたと思う。

 で、これ、どーすんの? って話なのだが。

 
 ド左翼を卒業・離脱して、右派・保守へ移行した今、無用の長物に思える。

 処分することも考えたが、持っていれば、いろいろ調べものをしたりして役に立つこともあるだろう、と考え直し、保有し続けることにした。時間が許せば、ちょこちょこ読んでイキたい。

 また、「ド左翼を卒業・離脱」したとは言っても、マルクス・エンゲルス・レーニンの言説には、資本主義継続の立場に立つ者にとっても、傾聴に値するものがあると認識している。
 わかりやすいところで言えば、マル・エン・レニンの根本の根本は「唯物論」であるが、もし、「地球上の出来事は唯物論で動いているか、観念論で動いているか?」と問われた場合、「そりゃ、まぁ、唯物論ですわなぁ。でも、観念論的要素もちょびっと、よろしくネ」と答えざるを得ない。マル・エン・レニンを一概に切って捨てればいい、というものではない。

 いろいろ読まなければならない本が多くて、なかなかマル・エン・レーニンまでかまっていられないのが実情だが、部分的にでも読んで何か得るものがあった時には、ブログ記事にしていこうと思う。。。
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 6月24日にアップした記事の再掲示。

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 今回の記事は、前回の記事「保守・右派に読んでほしい左翼・リベラルの本」の逆バージョンである。
 前回の記事「保守・右派に・・・」 → https://hks2023.livedoor.blog/archives/21163928.html

 私は、左翼から保守・右派に転向してから3、4年であり、まだそれほどたくさんの保守・右派本を読んだわけではないが、それでもねぇ、まぁ、そこそこ読んできた。

 なんつーのかなぁ、もうちょっと前に、若い頃に、今回紹介するような本を読んでいれば、左翼をやめるのも、もっと早かったのではないか、と思う今日この頃。

 左翼の皆さん、リベラルの皆さんには、ぜひ、恐れずに(笑)読んでいただきたいものである。どうだろう、10人の左翼・リベラルのうち、5、6人は、私と同じように、保守・右派へ転向できるのではないかと思う。転向しないまでも、左翼・リベラルをやめる、離れる、というきっかけにはなるのではないだろうか。

 それでは、イってみよう。

①今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう
 (百田尚樹著、飛鳥新社、2019年3月)

 本書は、2017年に出た単行本に大幅加筆されて出版されたものである。なので、読むとしたら、単行本ではなく、本書文庫本のほうを読むのがよいと考える。

 あちゃー、日本はこんなにひどいことをやったのかー!
 そりゃ、謝らんといかんわ。ごめんなさい、ほんと、ごめんなさい!


 心の底から、そう思えること間違いなし。そして、

 もうオタクの国には関わりません、さようなら、バイバイ!

 という境地に至る。

 アマゾンの紹介文から引いておく。

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 大幅加筆でついに文庫化!
 この本を読み終わった時、あなたは必ず「さらば、韓国よ」と言いたくなる―

 ・日本史上、最悪の35年間―私たちの先人は朝鮮半島で何をしたのか?
 ・朝鮮にかかわったのが大失敗だった!
 ・残酷すぎる日韓関係の真実、併合時代にすべての問題の原因がある
 ・“徴用工"も慰安婦もレーダー照射も原爆Tシャツも三・一独立運動100周年も大幅
  加筆、すべて涙ながらの大謝罪
 ・大ベストセラー『日本国紀』の外伝――編集・解説 有本香
 「私たちの父祖が良かれと思ってしたことは、彼らにとってはすべて『余計なお節介』
  だったのです」
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 百田氏自身の解説文を引いておこう。
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 読者の皆さん、タイトルに騙されないでください。この本は強烈至極な「皮肉本」です。自分で言うのは何ですが、この本ほど「日韓併合」の歴史をわかりやすく包括的に述べた本はないと断言します。
 韓国の研究者は別にして、この本を読まれた多くの方は知られざる事実に驚愕するでしょう。そして思おうはずです。「日本が韓国に謝らんとあかんなあ」と。
(月刊Hanadaコレクション『百田尚樹 永遠の一冊』、飛鳥新社、2017年12月)
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韓国本については、古田博司筑波大学名誉教授による『韓国・韓国人の品性』という秀作もある。韓国と言う国の正体、韓国人のメンタリティーがわかりやすく解説されている良本である。結果として、古田先生は、非韓三原則「助けず、教えず、関わらず」を提唱している。つまり、連中とは必要最小限以外、付き合わない、ということである。
 こっちも、「韓国民衆・労働者と連帯しよー!」などとほざいて反日活動をしている、日本国内左翼には、ぜひ読んでもらえたらいいなと思ふ。。。
 今こそ韓国に
 百田 永遠の1冊

 韓国人の品性 非韓三原則

 次、イってみよう。

②「リベラルという病」~奇怪すぎる日本型反知性主義~
 (岩田温著、彩図社、2018年2月)

 歯に着せぬ弁論で、朝日新聞的、東京新聞的、立憲民主党的、日本共産党的なるクソミソを徹底的に批判し続ける、政治学者・岩田温先生の渾身の1冊。

 アマゾンの紹介文を引いておこう。

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 選挙報道やテレビの討論番組などでしきりに用いられる「リベラル」という言葉。
 リベラルの意味を、「個人の自由を最大限尊重すること」そして「社会的弱者の声に耳を傾け、そうした人々のことも同じ人間として尊重すること」と捉えるならば、著者自身もその1人だと賛同するが、日本の「リベラル」はそれとは相当異なる極めて奇怪なものであると主張する(※本書で批判する「リベラル」をカッコ書きにしているのはそのため)。
 憲法改正と聞くと、すぐに「戦争反対! 」「徴兵制が始まる! 」と声をあげる「リベラル」。共産主義に極めて融和的な「リベラル」。世界基準からするとあまりにおかしい日本の「リベラル」を解剖・批判し、本来のリベラルはどうあるべきかを模索する。
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 岩田先生には、本書のほかに、『偽善者の身破り方』『平和の敵 偽りの立憲主義』という力作もある。このあたりを読めば、左翼・リベラルでいることが恥ずかしくなる。そして、見事、左翼・リベラル卒業! となること必至。

 マジで、おすすめである。
 リベラルという病
 偽善者、平和の敵

 では、次、ラスト、イってみよう。

③憲法の正論
 (西修著、産経新聞出版、2019年11月)

 駒澤大学名誉教授、西修先生の書籍である。
 憲法制定過程を丹念に追い、東大憲法学(宮澤憲法学)の虚構を暴き、憲法改正の必要を論じる秀作である。

 帯の裏書きと目次を引いておこう。

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 わが国が立憲君主国家であることは国際社会の常識であり、国内においてもほぼ異論はない。宮澤憲法学が戦後憲法学の主流を形成しているが、虚構の上に構築された「8月革命説」も含め、私は研究の出発点から宮澤学説に違和感をいだくことになった。

(目次)
 序 章  今こそ憲法改正へ歩みを進めよ
 第1賞  間違いだらけの憲法論議
 第2章  「歴史の証人たち」が語る日本国憲法
 第3章  9条への正論
 第4条  憲法改正を阻むもの
 特別収録 私の原点
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 西先生には、憲法制定過程を細部に至るまで研究し尽くした超学術書『日本国憲法成立過程の研究』(2004年、成文堂)がある。
 また、ソフトな語り口の『吾輩は後期高齢者の日本国憲法である』(2022年、産経出版社)という近著もある。

 このあたりを読めば、日本国憲法マンセー病、9条変えるな病といった深刻な病を克服することができるであろう。なんで「9条を守っいれば平和になる」なんてコトを信じていたんだろう? 不思議だなぁ、という境地に達することができる。ぜひ、ご一読を!

 まずは、第9条へ自衛隊を追記・明記すること。これだけもよい。憲法改正を実行していかなくてはならない。。。
 憲法の正論
 成立過程研究、後期高齢者憲法



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 6月19日にアップした記事の再掲示

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 読書の話。読書案内をしたいと思ふ。

 この4月から5月にかけて、蔵書を整理した。
 6,000冊くらいあった内、2,000冊ほどを廃棄して4,000冊程度まで圧縮した。
 整理していると、ついつい、手にした本を読み始めてしまい、なかなか作業が進まないときがあった。まぁ、本の整理に限らず、写真・アルバムを整理するときなんかも、そーゆーこと、あるよね。

 で、私は、2019年頃までは左翼をやっていたので、蔵書は、そっち系のモノが圧倒的に多い。保守・右派に転向した今、左翼本などとゆーモノは全部捨ててもいいのでは。と思ったけれど、読み直してみると、これがなかなかね、捨てがたいモノがあるわけで。

 で、今回、「これ、保守・右派の人にも読んでもらいたいなぁ」というのを3冊、ピックアップして紹介してみたい。党派的なモノ、左翼主張そのもの的なモノ、は外したつもり。なんつーか、保守・右派であろうとも、こーゆー感覚、事実、事件は持っておいてもらいたい、知っておいてもらいたい、という視点からセレクトしてみたので、ぜひ、参考にしていただければ幸いである。

 それでは、レッツ・ゴーしてみましょうか。

①空想から科学へ社会主義の発展
 (フリードリッヒ・エンゲルス著、大月書店)
 
 「なんじゃい、社会主義の本かい! んなもん、読めんわ!」と、頭から否定・拒否しないでいただきたい。確かに、空想的社会主義として始まったものが、思想家の鍛錬を経て科学的社会主義に発展してきた過程を説明する内容であるのだが、政治本ではなく、「唯物論哲学の入門書」である、というのが私の受け止めである。唯物論というと、これまた忌避する人がいるかもしれないが、唯物論的素養は、保守・右派でも、というか、すべての現代人が、生活のベースに持っていたほうがいい哲学思想だと思う。てか、唯物論でないと、科学、化学、物理その他諸々、現実世界における事象、説明できないよ、当たり前のことだけど(笑)

 エンゲルスは、文章がうまい。

 私が「ここ、この本の肝だよね」と思っている部分を抜き出しておきたいと思う。

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 これらの新しい事実にせまられ、これまでの歴史の全体が新しく研究しなおされるようになった。そしてその結果、次のようなことが明らかになった。すなわち、これまでのすべての歴史は、原始状態をべつにすれば、階級闘争の歴史であったということ、社会のなかのこれらのたがいに闘いあう諸階級は、いつでもその時代の生産関係と交易関係との、一言でいえば経済的諸関係の産物であるということ、したがって、社会のそのときどきの経済的構造が現実の土台をなしているのであって、それぞれの歴史的時期の法的および政治的諸制度や、宗教的、哲学的、その他の見解から成っている上部構造の全体は究極においてこの土台から説明されるべきあるということが明らかになった。ヘーゲルは歴史観を形而上学から解放して、これを弁証法的なものにした、――しかし彼の歴史観は本質的に観念論的なものであった。いまや観念論は、その最後の隠れ場所であった歴史観から追い出されて、唯物論的な歴史観があたえられた。そして、これまでのように人間の存在をその意識から説明するのではなく、人間の意識をその存在から説明する道が見いだされたのである。
 こういうわけで、いまでは社会主義は、もはやあれこれの天才的な頭脳の持ち主の偶然的な発見物としてではなく、歴史的に成立した二つの階級、プロレタリアートとブルジョアジーとの闘争の必然的な産物として、現れたのである。社会主義の課題は、もはや、できるだけ完全な社会体制を完成することではなくて、これらの階級とその対立抗争を必然的に発生させた歴史的な経済的な経過を研究し、この経過によってつくりだされた経済状態のうちにこの衝突を解決する手段を発見することであった。
 ・・・・・・・
 ・・・・・・・
 唯物史観は、次の命題から出発する。すなわち、生産が、そして生産の次にはその生産物の交換が、あらゆる社会制度の基礎であるということ、歴史上に現れたどの社会においても、生産物の分配は、それとともにまた諸階級または諸身分への社会の編成は、なにがどのようにして生産され、また生産されたものがどのように交換されるかによって決まるということ、である。この見地からすれば、いっさいの社会的変動と政治的変革の究極の原因は、人間の頭のなかにではなく、つまり人間が永遠の真理や正義をますます認識してゆくことにではなく、生産と交換の様式の変化に求めなければならない。つまり、それは哲学にではなく、その時代の経済に求めなければならない。
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 ここまで書いていて、唯物論の入門・基礎ということであれば、同じくエンゲルスの『フォイエルバッハ論』というのもあるなぁ、こっちも重要だよなぁ、と思ってしまった。キリがないのだが、同書からも少しだけ引いておく。

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 思考と存在との、精神と自然との関係という問題、哲学全体のこの最高の問題は、こういうわけで、すべての宗教におとらず、人類の野蛮時代の無知蒙昧な観念のうちに根をもっている。しかし、この問題は、ヨーロッパ人がキリスト教的中世のながい冬眠からめざめたのちにはじめて十分に明確な形で提出され、完全な意義を獲得することができるようになったのである。もっとも、存在に対する思考の地位という問題は、中世のスコラ哲学においても大きな役割を演じており、根源的なものはなにか、精神か自然か、というこの問題は、尖鋭化して、教会にたいしては、神が世界を創造したのか、それとも世界は永遠の昔から存在しているのか、というところまでいきついた。
 この問いにどう答えたかに応じて、哲学者たちは二つの大きな陣営に分裂した。自然にたいする精神の根源性を主張し、したがってけっきょく何かの種類の世界創造をみとめた人々は・・・・・・・観念論の陣営を作った。自然を根源的なものと見なした他の人々は、唯物論のさまざまな学派にはいる。
 観念論と唯物論というこの二つの表現には、もともと、右に述べた以外の意味はない。
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 『空想から科学へ』、『フォイエルバッハ論』、たぶん大月書店からはもう出ていないと思うので(古本ベースならあるかな?)、岩波文庫で出ているのを購入すればよかろう。
 空想から科学へ 2 (2)
 フォイエルバッハ論

 では、次へ、イってみよう。

②「あふれる愛」を継いで
  ~米軍ジェット機が娘と孫を奪った~

  (土志田勇著、七つ森書簡、2005年9月)

 「横浜米軍機墜落事件」として知られる、というか、もう忘れかけられている悲惨な事件・事故があった。
 帯の裏書きを引いておこう。
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 米軍ジェット機が、和枝と幼い二人のの頭上に墜落してきたのは、昭和52(1977)年9月27日のことでした。(中略)私にとってあの米軍ジェット機墜落事故は思い出すのもおぞましい、できることなら記憶から抹消してしまいたい出来事です。けれども、二度とおなじ悲劇を繰り返さないためにも、そして必死で生きようとした和枝のためにも、目を背けず、語り継いでいくことが父親である私の使命だと思うのです。(「はじめに」より)
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 本書の著者、土志田氏は、和枝さんの父親である。

 私は、訪れたことはないのだが、横浜の「港の見える丘公園」に、「愛の母子像」というものが設置されている。これは、事故で亡くなった、和枝さんとその子ども(裕一郎くん3歳、康弘くん1歳)の像である。
 愛の母子像

 事故のあらましはこうである。

〇1977年9月27日、厚木基地を離陸した直後の米海兵隊所属のファントム機が、火災を
 発生して、横浜市緑区(現・青葉区)の住宅街に墜落、炎上。
〇パイロット二人は緊急脱出してパラシュートで降下し、無傷。
〇米軍からの連絡を受けて出動した海上自衛隊ヘリコプターは、パイロット二人を救助
 ・回収して飛び去った。
〇陸上自衛隊の救難隊は出動準備はしたものの、「現地には消防が出動しているから、
 まぁ、ええだろう」ということで、結局出動せず。

〇全身やけどの重傷者5人と軽症者4人が病院へ運ばれる。
〇28日、0時50分、裕一郎君(3歳)は、「パパ、ママ、バイバイ」とつぶや
 ながら
死去

〇同日、4時30分、康弘君(1歳)は、「ポッポっぽー」と覚えたばかりの
 鳩ポッポの歌を歌いながら
死去。
〇二人の母親である和枝さん、全身大やけどで危篤状態に陥ったが持ち直し、命を留め
 る。「子どもたちは自衛隊病院にいるよ。大丈夫だ」と伝えた。和枝さんに真実が伝
 えられたのは、約1年半後、1979年1月であった。なぜ、1年半も伏せていたのか? 
 和枝さん
自身が生きるか死ぬかの様態であり、そんなところへ子どもたちがすでに死
 んだことを伝えたならば、和枝さん自身の生きる気力が一気に衰え、死が早まってし
 まうことを懸念したからである。

〇和枝さんは、懸命に治療を続けるも、その過程で精神に異常を来し、夫との関係が悪化
 して、離婚。
〇1982年1月、和枝さん、死去(31歳)

 事故処理にやってきた米軍兵士が、集まった住民に向かって、ニヤニヤ笑いならがピースサインをしていて、それが米軍への非難に油を注いだ。これは、誰がどう見ても、許せないものであろう。
 あふれる愛 米兵士

 治療中、和枝さんの口から出た言葉が重すぎる。
 「カーター大統領からファントムを1機もらおうかしら。そしてアメリカにそれを落としてやるの」

 この本ね、マジで、涙なしには読めないよ。

 本書を左翼本として紹介することが適切なのかどうか、私自身、迷いというか疑問がないわけではない。しかし、「左翼本」としてではないにしろ、「保守・右派」に読んでもらいたいと思うのは、「保守・右派」に、日米同盟・日米安保を重視するあまり、在日米軍の事故・犯罪を追及する姿勢に欠ける傾向がある、もっと言えば、事故・犯罪が発生したとき、在日米軍を庇う、擁護するような言論さえ発せられることがあるからである。いちいち具体例を細かく記載しないが、いつぞや、深夜に日本人女子が米軍関係者にレイプされるという事件が発生した際、「夜遅くに一人で歩いていた女が悪い」などとゆー言説が飛び交ったのは、その典型である。それは、アカン、絶対にアカン!

 わが国にとって、日米同盟・日米安保は重要なものであることは論を待たないが、だからといって、米軍のしでかす犯罪・事故に寛容であってはならないと考える。絶対に、断固として。

 むしろ、米軍というか、アメリカという国自体との付き合い全般においても、彼らに対しては、心のどこかで警戒心を持っておく必要があるかと思う。特に、アメリカ白人に対しては。

 GHQの占領・支配が終わってから70年あまり経つわけだが、アメリカ白人たちの根底には、「日本人は黄色いサル」「日本人は遅れた民族」という意識がある、絶対にある。

 直近の例で言えば、エマニュエル駐日大使の発言が、その典型であろう。LGBT法案が可決される方向にあり、時同じくして、どっかのバカ裁判長が「同性婚を認めていないのは違憲だ」と判決を出す、そうした流れを受けて、エマじじいは何と言ったか? 

 「日本は、今、進化の過程にある」

 そう、彼奴らは、日本人のことを「サル」だと認識しているのである。「アメリカの進んだ思想、文化をもっと取り入れろ、そうすれば日本人はサルから人間になれるのだ!」ということである。

 「日本人を舐めるな! 
  貴様のようなヤツは日本から出て行け!」


 こうした声が沸き上がり、エマじじい追放運動が起こってもいいと思うのだが、ダメだね、全然、盛り上がらない。保守・右派の一部でそうした言論は出ているが、左翼・リベラルはだんまりだ。ヘタしたら、「エマさまぁ~、よくぞ言ってくれました~」くらいに思っているのではないか。

 ありゃ、保守・右派に苦言を呈するつもりだったのが、左翼・リベラル批判になってしまった(笑)
 「あふれる愛」を継いで

 では、次、ラスト、イってみよう。

③税が悪魔になるとき
 (斎藤貴男・湖東京至対談、新日本出版社、2012年8月)

 最近でこそ、保守・右派の間でも消費税減税を唱える言論が出ているが、かつて、消費税が導入されて、それが増税され来た段階ではどうであったろうか。その頃、私は左翼だったので、保守・右派の言論、とくに、経済分野に関してどのような言論が展開されていたのかは知らない。もし、保守・右派も当初から消費税に反対していた、というのであれば、本書を「保守・右派に読んでほしい本」として紹介することは的外れになるかもしれない。その場合は、ゴメンナチャイ、ということでよろしくお頼み申す(笑)

 しかし、まぁ、消費税を「悪魔の税制」とまで規定して、強硬に反対する言論は、保守・右派界隈でもなかったのではないかと思う。

 本書は、ド左翼ジャーナリスト斎藤貴男と元大学教授・税理士の湖東京至先生による、消費税反対の書である。

 民主党政権の末期、2012年、民主党・自民党・公明党の間で行われた3党合意「消費税を5%から10%へ段階的に引き上げる」を受けて出版されたものである。3党合意とは言うが、最も責められるべきは、民主党野田政権であろう。そもそも、民主党政権自体が、「消費税増税などしない」=マニュフェストに一切そうした記載なし、ということで自民党から政権を奪って誕生したものである。それが、アレレ?という間に、野田政権になってから消費増税の方針が打ち出されたのである。当時の野田の周りにいたのが、今でも現役の菅直人であり、岡田克也であり、枝野幸男であり、安曇淳といった面々である。なので、その流れを組む立憲民主党には、消費税増税についての責任がMAX盛り盛りなのである。
 そう言えば、枝野は、昨年、2022年11月、「(消費税5%への減税は)政策的に間違いだった。二度と減税は言わない」と表明したね。ちょちょちょ、えええぇ~ ということで、立憲内部、ひっちゃかめっちゃかに混乱した(笑)

 じゃあ、だからと言って、自民党政権に期待できるのかと言えば、できない。少なくとも、彼奴らは、減税の声は出てこない。現状維持を言うのが精一杯である。2019年に消費税率が10%になったとき、安倍総理は、「(さらなる増税は)今後10年間くらいは必要がない」と言ったが、どうなることか、わかったものではない。安倍総理が存命であれば絶対通らなかった、いや、提起さえされなかったであろうLGBT法案が、ホイホイのホ~イで成立してしまったくらいだ。岸田政権は、安倍路線を崩し始めている、反故にしようとしている。そのうち、消費増税を言い出すに決まっている。

 消費税が、いかにヤバい税金・税システムであるか、これは右も左も関係がない、知っておくべき、そして反対すべきモノであることを強く訴えるものである。
 消費税悪魔



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 スマホをピコピコしながら歩いているそこの「どアホ」! 
 お前みたいなヤツはな、車に轢かれて死ね! 
 階段踏み外して転げ落ちて頭を打って死ね! 
 死ね、死ね、死ね、死ね、死んでしまえ!!

 どうも~、皆さん、こんにちわ。
 筋金入りの「歩きスマホ」嫌い、風官房長官でーす。

 「歩きスマホ」に起因する死亡・負傷には、健康保険、労災保険、生命保険、医療保険、傷害保険等、いっさい適用されないようにすればいい。
 「歩きスマホ」暴〇団またはヤ〇ザにぶつかって、「こりゃ、われ、どこ見て歩いとんねん!」ということで、脇腹をブスっと刺されて、「ひでぶっ‼」となればいい。
 自業自得でごわす。
 自らの意思でバカをやって、バカな結末を招いた者を救済する必要はない。。。


 さて。

 先日、6月24日(土)、福岡で、岩田温先生の講演会が行われたので、オンライン視聴した。
 ただ、ライブで視聴するのではなく、翌々日に、収録されたものが視聴可能になり、指定のURLにアクセスして視聴する、というもの。以前の講演会で、ライブ配信の途中に機材のトラブルが発生してオンライン視聴ができなくなってしまったことがあったため、以降は、「収録視聴」というかたちがとられている。


 手元ノートのメモ書きをもとに、岩田先生の講演をザクっと振り返っておきたいと思う。

 100%先生の発した言葉、というわけではなく、一部、私の解釈・変更を加えてある点、申し上げておく。でも、どうかな、95%くらいは、先生の言葉そのまま、かな。
 あと、本当は、読みやすくするために、前後を入れ替えたり、編集した上で記述するのがいいのかもしれないけれど、まぁね、こっちもね、頭が疲労困憊だし、ウィスキー飲みながら作業しているので、そこまでするのは面倒くさいのでしない、メモ書きの流れで、そのまま書いてイク。なので、読みづらいかもしれない。その点、ゴメン中国、基、ゴメンチャイな。。。

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 令和5年6月24日開催 
 日本学術機構 岩田温講演会『現代の病理―エコファシズム』


「日本歴史探究会」という団体があった。出資者と理事長の間にトラブルがあって、理事長が辞めてしまった。出資者から引き受けてほしい、と熱心に頼まれて、理事長に就任した。その2週間後、当該出資者はお亡くなりになった。難病を患っており、子どもさんもいなくて、自分の財産を公共のために役立てたい、ということで設立した団体。
日本学術会議に対抗する意味を込めて「日本学術機構」に名称変更し、再出発した。
日本学術会議は、国の税金を使って、国のためにならないことをやっている。
・菅政権で、日本学術会議の悪行がバレた。
日本学術会議、それに連なる面々が、科研費を差配している。科研費、何に使われているか? フェミニズム研究、かつての日本軍の悪行を暴く、とか。研究、学問として否定はしませんよ。だけど、国民の税金を使ってやることか、というと、これ、国民の皆さん、怒るんじゃないですか?
山口二郎という左翼学者に数億円の科研費が入っている。
杉田水脈議員は、国会でさんざんイジメられた。なぜか? 彼女は科研費の闇に首を突っ込んだ、追及したからだ。左翼にとって煙たい、許しがたい存在だった。狙い撃ちされたんですよ。
・アカデミズムはデミズム。最近は、「ワタシ、そこまでじゃありませ~ん」という学者がいる。ピンク系学者だ。そーゆーピンクもやっつけなくてはならない。
・皆さん、佐渡に行かれたことありますか。あそこでは、トキがとても大切にされている。なぜか? トキは絶滅危惧種だから。
・私は、つくづくトキのことが羨ましい。保守系学者という絶滅危惧種は、ちっとも大切にしてもらえない。

「死刑廃止」って言っておくと、なんとなく「いい人っぽく」見てもらえる。
・あるバリバリの死刑廃止論者だった人権派弁護士がいた。彼の奥さんがメッタ刺しにされて殺された。その弁護士は、死刑賛成論者になった。
「難民を救え!」と吠えている人たちに次のように言ってやるとどうなるか。「お前が金を出せば?」「お前の家で面倒みてやったら?」「いやいやいや、それはちょっと」となる。
同性婚。憲法24条に「両性の合意」と書いてある。両性とは何か? 男と女のことでしょ。ところがですね、デミズムは「両性は必ずしも男と女に限られない」とか言うわけですよ。同性婚をどうしても法制化しよう、というのなら、正々堂々と、国民投票して、憲法改正して進めていったらいいと思うんだけど、彼らはそれをしない。おかしな憲法解釈で乗り切ろうとしている。
・憲法というのは、義務教育を修了したくらいの人たち、誰が読んでもわかるモノでないといけないと思うわけです。
・若い頃、英会話を習っていた。パソコン、オンラインで。フィリピン人の先生でした。ある時、言われた。「アナタ、変わってるね」。「何がですか?」と聞いた。「だって、たいていの人は、食べ物とか観光の話をするけれど、アナタは政治の話しかしない」
・ある時、私は、憲法9条の話をした。岩田「日本には軍隊がないって知ってるか?」 先生「ウソでしょ。この前、フィリピンに来てたよ、日本の軍隊」 岩田「あ~、それはね、戦力に至らない自衛力なんですよ」 先生「わけがわかない。詐欺じゃないの!」
・よく、タカ派だとかハト派だとか議論されますが、戦後日本の政治は、タカ派でもハト派でもありません、サギ派です。

・私は、基本、テレビを見ません。両親から「テレビを見るとバカになる」と言われて育てられました。
・でも、やっぱりテレビの影響力はまだある。今回、LGBT法案の件は、ヤラれました。負けてしまった。
LG、これはとくに実害がない。Bは、ちょっと欲張り、ですかね。
T、これは問題がある。確かに、それで本当に困っている人、悩んでいる人がいるのは事実。そうした人たちへの配慮は必要。実際に、いろいろ対応がなされつつある。
・しかし、「性自認」として野放図に認めてしまうのはまずい。本来の女性たちが困るのではないか。アメリカ、ヨーロッパ、リベラルデモクラシーの国々で様々なことが問題となっている。
・約20年前、イラク戦争のまっさなか、アメリカ本国で持ち上がっていたのが、LGBT問題。その時、私は、「これは、いずれ日本に来るな」と思った。その時以来、ずっと、この問題について勉強してきたんです。
・今回、法案が通ったけれど、次には「差別禁止!」という議論が沸き起こってくる。
世の中に混乱をもたらすこの法案を通した自由民主党というのは、どうかと思う。

・レジ袋が有料化された。プラの袋だけでなく、紙袋まで有料化!
・箸なども、「マイ箸」などと言っている。
エコの行き着く果てとは何か、どんなものか? 1990年代に、ムフ、ラクラウという学者たちが書いている。プロレタリア革命の夢は消え去った。これからはポスト・マルクス主義だ、と。その現われが、フェミニズムであり、エコロジーなんですよ。
エコロジーが社会主義・共産主義と親和性があるということが、日本ではあまり知られていない。
・それを知らしめたのが、最近でいうと、斎藤幸平という東大の准教授。もてはやされているけど、彼の言っていることは、ずーっと前から(西欧などで)あるんです。
・彼らの目的は、エコを使って資本主義を打倒する、こと。
資本主義というシステムを変えない限り地球を救えない、という思想。エコロジー社会主義、もう何年も前からあるんです。
・彼らの真の目的は、資本主義を変えること。
・斎藤の言っていることは無茶苦茶。モノは、使用価値さえあればいい、と言う。服というのは、着られれば何でもいい、車というのは動けばいい、運べればいい、というわけです。これは、文化の破壊。社会主義、みんな同じく等しく貧しく。
・社会主義・共産主義の最大のまちがいは、「人はみな同じ」という発想。
・しかし、人はみな違うんです。人は、ちょっとした差異を楽しみながら生きている。必要以外のところに価値を見出して生きている。
・斎藤は、世の中は必要でないモノであふれている、と言っている。
・私は、エコはスイカである、と言っています。外から見ると緑色、スパッと切って中身を見ると赤。

・エコ派と社会主義は、当初は対立関係にあった。
・(マルクス・エンゲルスは)共産党宣言にあるように、生産力の拡大というのを認めています。資本主義段階の生産力は、社会主義・共産主義になれば、効率が上がって、もっと拡大する、というのが社会主義の主張です。ここのところが、エコ派とは相いれなかった。
・斎藤は、ドイツへ留学だかして、何かないかとマルクスを探すわけですよ。で、「ザスリーチへの手紙」というのを見つけるわけです。そこでは、生産力のことは何も言っていない。これだー!ということで、エコとマルクスを結びつけたわけです。
・エコ社会主義者は、良い資本主義も悪い資本主義もない、資本主義そのものが悪い、と主張します。
これは、恐ろしい発想。ナチスを思い出してみてください。良いユダヤ人も悪いユダヤ人もいない、ユダヤ人そのものが悪い。
偽善なんですよ。斎藤なんて、本が売れて、その印税、どーした? 地球のために捧げろ! て話でしょ。
上野千鶴子なんて、「結婚なんて~」と言っておきながら、自分が結婚していた。「みんなで等しく貧しくなろう」と言って、自分は、ベンツ、高級マンション。

・ヨーロッパで、美術作品にペンキかけたりなんかするテロが発生しましたでしょ。いずれ、日本にも来ますよ。
・祖母がよく言ってました。「あの人、しょっちゃってるねぇ」という言い方。
正義を妄信してしまう人、これが怖い。
・日本の教育では、戦争の怖さばかり教えるでしょ。でも、戦争より怖いものって、たくさんあるのに、そっちはあまり教えない。
ナチスのユダヤ人虐殺。あれ、ガス室を思い浮かべるでしょ。でも、最初の頃は、銃殺していたんですよ。ただね、それ続けていると、ヤッてる方が精神的におかしくなって。それで、直接手を下さなくても殺せる「ガス室」が作られたわけです。で、そのガス室の清掃、それもユダヤ人にやらせていたんですね。
ソ連のしでかしたこと。富農を殺しました。でも、富農の定義なんてなかったんです。牛を2頭所有していただけの農民が、富農ということで殺された。ウクライナも悲劇でした。ソ連の近代化を急ぐという「正義」のもとに、小麦が奪われ、大飢饉に見舞われた。映画『赤い闇』というのが参考になります。書籍では、『ブラッドランド』『万物は流転する』がよいでしょう。
オウム真理教だって、彼らなりの「正義」にもとづいて行動したんです。「ポア」という言葉が流行しました。ポア、つまり、殺すことによって救済する、という発想。地下鉄サリン事件というのが起こりましたが、あれ、ヘリコプターでサリンをばらまこうとまでしてたんですよ。

環境の問題は、科学者の間でもいろいろ議論があるわけです。「このままいくと地球は滅びる」というのもあれば、「滅びない」というのもある。今、「滅びる」という方向ばかりが強調されている。
・自民党は、欲望まみれの政党だが、これまで狂った政策はしてこなかった。しかし、今回のLGBT、狂っていた。
「地球は滅びる」ってのは、予言なんですね。
「ちびまる子ちゃん」の1シーンを思い出します。まる子ちゃんが、「ノストラダムスの大予言」を信じ込んでしまう。どうせ地球は滅びる、ってことで、もう勉強なんかしない、ってなる。そのとき、お姉ちゃんが言うわけです。「もし、予言が外れたら、あんた、どーするのさ」「なーんも出来ない大人になっちゃうよ」。それで、まる子ちゃん、ハッと目覚めるんですね。

・TBSの「サンデーモーニング」。私は「サイテーモーニング」と呼んでますが。私、ほんとはテレビ見ないんですけど、一時期、チェックしてやろうと思って録画して見ていたんだけど、やめました。怒りで血圧が上がるから。あれ、低血圧の人にはおススメですよ。

・大学。多くの真面目な学生が、教員に教えられている。
「つくる会の教科書」というのがありました。大いに賛成です。ただし、もっと問題がある。中学校の教科書をまともなモノにしても、教える教師が左翼だったら意味がない、というのが一点。もう一つ、高校・大学で左翼教育を受けたらおしまい。大学教育って重要なんですよ。

「お前は批判しかしない」と言われます。「すいません、私が批判しなくなったら、もう死ぬときですから」と答えている。
・斎藤幸平。私より年下。あまり年下の人を叩くのはイヤなんですけど叩かずにはいられないわけです。ほうっておいたら「日本が滅びます」から。
フェミニズムで壊れた家庭を知っています。私の後輩の家なんですけど。彼のお母さんがですね、誘われてフェミニズムの勉強会へ参加したわけです。仕事から帰ってきた夫(後輩のお父さん)に向かって言うわけです。「ワタシ(女)だけが家事をしているのはおかしい」。お父さんはね、仕事で疲れ切って帰ってきてるわけです。まともに相手にしてられません。その後、そのお母さん、図書館などへ出かけて勉強して、どんどんフェミニズムに傾倒していくんです。それで、お父さんとお母さん、毎晩毎晩、喧嘩が絶えなくなって。それで、結局、離婚してしまいました。
人をね、不幸にする学問っておかしいでしょ。そんなのは学問ではない!
「おかしな学問を正しく理解し、正しく批判する」、これが今までの学者に欠けていました。
・お子さん、お孫さん、大学へ入ったあと、たまにチェックしたほうがいいですよ。知らず知らずのうちに左へ行ってしまっている恐れがある。これ、ある意味、親の責任です。

・ここ、九州でしたね。最後に、九州大学の悪口を言って、終わりにしましょうか。
・昔の仲間、右・保守系の仲間がいたんです、東大の人でした。東大の大学院を受けたんですが、英語が不出来で落ちました。私、彼に英語を教えました。そうして、東大大学院に受かりました。ある時から、連額が来なくなりましてね。成蹊大学の教員になってました。なるほど、と。で、私との関係を隠したがっている様子がありましたね。何なんだろうと思っていましたが、彼、今、九州大学にいますよ。右翼だと思われると、大学、旧帝大の教員になれないんですよ。
・これね、もしね、「在日韓国人だからなれない」ってなったら、「差別だー!」てことになるでしょ。「LGBTだからなれない」ってことでも、「差別だー!」ってなるでしょ。ところがね、「右翼だからなれない」ってのは、「当然だー!」ってことになってるんですよ。これが、悲しい現実です。
****************************************

 岩田先生、ご講演、ありがとうございました。お疲れさまでした。
 大変勉強になりました。
 今回も「岩田節」、炸裂してましたね。最高に面白かったです。
 次の講演も、受講・視聴したいと思います。。。


【官房長官の自戒】
 私は、岩田先生のことを尊敬しているし、先生のもたくさん読んでいるし、YouTube番組もがっつり視聴している。だけれど、先生の「信者」になってはいけない、という思いは持っている。「信者」になってしまうと、これ、ヤバい。何事も、是々非々。よって、岩田先生に対しても、是々非々の精神で接してイクことが、絶対的に必要な態度。これ、大事ね。。。




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 保護司の不足が深刻らしい。
 頼みの60歳代が再雇用等で働き続けることが多くなり、成り手がいないのだとか。

 どうも~、皆さん、お元気ですかー?
 そもそもねぇ、ボランティアっつーのがおかしい! と考える、風官房長官でーす。

 せめて、担当観察者1人について、月5万円くらい出せ! 保護司法を改正せよ!
 54歳、自由人、人生経験そこそこ豊富。性的指向、基、政治的思想ネトウヨ。
 こんな私でよければ、保護司のオファー、受けてもよいが?(笑)


 さて。

 松本清張、『砂の器』についてであるが。
 
 昨日、6月24日(土)、北九州市の松本清張記念館で、シンポジウムが開催されたので、オンラインで受講参加した。

 参加料はタダ。
 事前に申し込みしておくと、Zoomの入室URLが送付されてくるので、それをポチっとして参加する、という形式だった。
 砂の器 シンポジウム
  ドラマ化されたものを観たことがあるけれど(中居くんが犯人、渡辺謙が刑事)、原作は読んだことがなかったので、事前に読んでおこうと考えた。松本清張全集、持ってるのよん♪♪
 砂の器
 『砂の器』は全集の第5巻、上下2段組で438ページある。映画評論家佐藤忠男氏の解説(約20ページ)が付いている。こんなときは、先に「解説」から読む。登場人物各自の言葉の機微、心情の変化、物語のポイントとなる場面など、大事そうなところをチェックしてしまう。これで、本文を読むとき、役に立つ。ま、時間があまりないときは、よく使う手だわね。ただ、結論を言うと、解説だけしか読めなかった。なにしろ、毎日、けっこう忙しいもんで、本文まで手がつけられなかった(苦笑)

 じゃあ、せめて映画だけでも観ておこう、
と思って、レンタル屋へ行ってみたのだけれど、見当たらなかった。今西刑事役が丹波哲郎、犯人和賀英良役が加藤剛、ってことで、非常に興味がそそられる。もう1軒、別のレンタル屋へ行ってみようかと思う。アマゾンだと、中古で2,000円くらい。う~ん、どうしようか。。。


 で、講演会・シンポジウムであるが。

 手元のノート・メモを見ながら、ザクっと講演・研究発表の概要を記録しておきたいと思ふ。自分自身の思考の整理、復習を兼ねて。

第1部 講演 山田有策(東京学芸大学名誉教授) 「文学史の中の清張」
  ・文学史には流れがある。ある作品が生まれるのには、その前に作品がある。
   作品が流れて、ある作家・才能にぶつかり、新たな作品が生まれる。
  ・松本清張の前に、海野十三(うんの じゅんざ)という作家がいた。彼に、
   『振動魔』という作品がある。音波を使って人を殺す、というもの。

  ・『砂の器』で、和賀英良は、超音波を使って第2、第3の殺人を行った。
  つまり、海野の『振動魔』が、松本清張という才能と出会って、『砂の器』
   が生まれた。

  ・松本清張(現代小説)司馬遼太郎(歴史小説)は、ライバル関係とも言える
   が、互換関係にあったとも言える。
  ・明治時代の森鴎外(歴史小説)夏目漱石(現代小説)の関係に似ている。
  ・松本清張(現代小説)は森鴎外(歴史小説)が好きだった。
   司馬遼太郎(歴史小説)は夏目漱石(現代小説)が好きだった。
   この関係性は興味深い。歴史と文学が重なり合う、融合している。
  ・明治時代の文学では、肺結核という病気が扱われた。大正時代になると、身体
   が問われるようになり、病気の種類としては神経症(≒精神病)が扱われるよう
   になった。


第2部 研究発表
①田中ゆかり(日本大学教授) 専門:言語学
   「高度経済成長期の写し鏡 日本における『砂の器』の受容」
  ・『砂の器』においては、東北弁出雲弁、ズーズー弁がポイントとなっている。
  ・1950~1960年代は、地方から都市へ、日本人が大移動した時代。
  ・それに伴い、「方言」が国民的関心となり、方言に関する辞典や方言地図が
   作られ、売り出されるようになった。
  ・1963年には、「日本方言研究会」が設立された。
  ・方言がバカにされる、笑われるようになり、「方言コンプレックス」が問題と
   なった。
  方言を苦にしての自殺、方言を笑われたことに端を発する殺人事件が発生した。
  ・方言に関連する同時代の小説として、司馬遼太郎『竜馬がゆく』、川端康成
   『古都』
を挙げることができる。

②王成(精華大学教授)
  「メディアミックスによる清張文学の大衆化 中国における『砂の器』の受容」

  ・改革開放の時代、1980年(?)、映画(吹替版)が公開された。
  ・結論を先に言えば、中国では、『砂の器』は、「宿命」がテーマとされている。
  ・この場合の「宿命」とは何か → 人間は、(和賀英良のように)どんなに
   良い動機や知恵や能力をもっていても、宿命からは逃れられない。

  ・タイトル『砂の器』(中国では『砂器』)をどう解釈するのか → 砂で作っ
   たもの(和賀英良の人生)は、一時的には器になるとしても、風に吹かれて、
   雨に打たれれば、壊れてしまうのだ。

  ・「人生観討論」ブームと相まって、『砂の器』はヒットした。主人公・犯人
   である和賀英良から何を汲み取るのか、といったことが議論された。
  ・映画とあと連関画(映画のシーンごとに解説文がついたもの)が2種類売り
   出されたが、合計100万部も売れた。


③角田拓也(コロンビア大学教授)
  「メディア・コンテンツの地平へ 北米における『砂の器』の受容(試)論」

  ・アメリカでは、2017年に映画(字幕版)がストリーミング配信され始めた。
   松本清張、『砂の器』は、まだあまり知られていない。
  英訳本は、1989年に出版されている。
   タイトルは、「INSPECTOTR IMANSHI INVESTIGATES」(今西刑事が
   捜査する)
。刑事もの、警察ものという感覚か。

  ・松本清張は、「日本で最も人気のある作家の一人」として紹介されている。
  ・映画『砂の器』の監督、野村芳太郎は有名である。
 
 研究発表が終わったところで、脳みそが悲鳴をあげた。疲労困憊となったので、そこてZoomから退出した。
 
 お三方の研究発表、どれも面白かった、有益なものであった。
 「研究」するって、すごいね。
 まぁ、日々、社会ウォッチをしていると、「こいつ、バカじゃねーの?」「お前、キ〇ガイだろ!」「貴様、味噌汁で顔を洗ってから出直してこい!」ってゆー学者に出くわすコトが多々あるのだけれど、今日のお三方は、ちゃんとした(失礼な! 笑)学者であった。


 6月24日は、福岡で、政治学者:岩田温先生の講演会(現代の病理とエコファシズム)が行われていて、オンライン受講(受講料 3,000円、だったかな)を申し込んである。これは、26日(月)に視聴可能となるので、そっちでも「お勉強」したいと思ふ。。。

 ネトウヨだって、ちゃんと「お勉強」してるのよ(笑)

 てゆーかぁ~、バカ左翼とかぁ~、偽リベラルをぉ~、打倒・粉砕(これ、左翼っぽい 笑)してぇ~、 日本をより良い国にする! ってゆーのがぁ~、私のミッションなのでぇ~、そのためにぃ~、勉強してんのぉ~。少なくともぉ~、「してるつもり」なわけぇ~(爆)
 女子高生か

 しかし、だが、ところで、それにしても、とにかく疲れた。
 集中すると、疲れるわな。。。



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 ヒコロヒーがいいね、
 売れてる。3,000万円くらい稼いでるんじゃない?

 どうも~、皆さん、お元気ですかー?
 最近、ヒコロヒーが気になる、風官房長官でーす。

 ヤリたいとは全然思わないけれど、焼き鳥屋なんかで、差しで酒を飲みながら、語り合ってみたいな、と思う。彼女のおごりで。。。
 ヒコロヒー 2



 さて。

 今回の記事は、前回の記事「保守・右派に読んでほしい左翼・リベラルの本」の逆バージョンである。
 前回の記事「保守・右派に・・・」 → https://hks2023.livedoor.blog/archives/21163928.html

 私は、左翼から保守・右派に転向してから3、4年であり、まだそれほどたくさんの保守・右派本を読んだわけではないが、それでもねぇ、まぁ、そこそこ読んできた。

 なんつーのかなぁ、もうちょっと前に、若い頃に、今回紹介するような本を読んでいれば、左翼をやめるのも、もっと早かったのではないか、と思う今日この頃。

 左翼の皆さん、リベラルの皆さんには、ぜひ、恐れずに(笑)読んでいただきたいものである。どうだろう、10人の左翼・リベラルのうち、5、6人は、私と同じように、保守・右派へ転向できるのではないかと思う。転向しないまでも、左翼・リベラルをやめる、離れる、というきっかけにはなるのではないだろうか。

 それでは、イってみよう。

①今こそ、韓国に謝ろう そして、「さらば」と言おう
 (百田尚樹著、飛鳥新社、2019年3月)

 本書は、2017年に出た単行本に大幅加筆されて出版されたものである。なので、読むとしたら、単行本ではなく、本書文庫本のほうを読むのがよいと考える。

 あちゃー、日本はこんなにひどいことをやったのかー!
 そりゃ、謝らんといかんわ。ごめんなさい、ほんと、ごめんなさい!


 心の底から、そう思えること間違いなし。そして、

 もうオタクの国には関わりません、さようなら、バイバイ!

 という境地に至る。

 アマゾンの紹介文から引いておく。

****************************************
 大幅加筆でついに文庫化!
 この本を読み終わった時、あなたは必ず「さらば、韓国よ」と言いたくなる―

 ・日本史上、最悪の35年間―私たちの先人は朝鮮半島で何をしたのか?
 ・朝鮮にかかわったのが大失敗だった!
 ・残酷すぎる日韓関係の真実、併合時代にすべての問題の原因がある
 ・“徴用工"も慰安婦もレーダー照射も原爆Tシャツも三・一独立運動100周年も大幅
  加筆、すべて涙ながらの大謝罪
 ・大ベストセラー『日本国紀』の外伝――編集・解説 有本香
 「私たちの父祖が良かれと思ってしたことは、彼らにとってはすべて『余計なお節介』
  だったのです」
****************************************


 百田氏自身の解説文を引いておこう。
****************************************
 読者の皆さん、タイトルに騙されないでください。この本は強烈至極な「皮肉本」です。自分で言うのは何ですが、この本ほど「日韓併合」の歴史をわかりやすく包括的に述べた本はないと断言します。
 韓国の研究者は別にして、この本を読まれた多くの方は知られざる事実に驚愕するでしょう。そして思おうはずです。「日本が韓国に謝らんとあかんなあ」と。
(月刊Hanadaコレクション『百田尚樹 永遠の一冊』、飛鳥新社、2017年12月)
****************************************

 
韓国本については、古田博司筑波大学名誉教授による『韓国・韓国人の品性』という秀作もある。韓国と言う国の正体、韓国人のメンタリティーがわかりやすく解説されている良本である。結果として、古田先生は、非韓三原則「助けず、教えず、関わらず」を提唱している。つまり、連中とは必要最小限以外、付き合わない、ということである。
 こっちも、「韓国民衆・労働者と連帯しよー!」などとほざいて反日活動をしている、日本国内左翼には、ぜひ読んでもらえたらいいなと思ふ。。。
 今こそ韓国に
 百田 永遠の1冊
 韓国人の品性 非韓三原則

 次、イってみよう。

②「リベラルという病」~奇怪すぎる日本型反知性主義~
 (岩田温著、彩図社、2018年2月)

 歯に着せぬ弁論で、朝日新聞的、東京新聞的、立憲民主党的、日本共産党的なるクソミソを徹底的に批判し続ける、政治学者・岩田温先生の渾身の1冊。

 アマゾンの紹介文を引いておこう。

****************************************
 選挙報道やテレビの討論番組などでしきりに用いられる「リベラル」という言葉。
 リベラルの意味を、「個人の自由を最大限尊重すること」そして「社会的弱者の声に耳を傾け、そうした人々のことも同じ人間として尊重すること」と捉えるならば、著者自身もその1人だと賛同するが、日本の「リベラル」はそれとは相当異なる極めて奇怪なものであると主張する(※本書で批判する「リベラル」をカッコ書きにしているのはそのため)。
 憲法改正と聞くと、すぐに「戦争反対! 」「徴兵制が始まる! 」と声をあげる「リベラル」。共産主義に極めて融和的な「リベラル」。世界基準からするとあまりにおかしい日本の「リベラル」を解剖・批判し、本来のリベラルはどうあるべきかを模索する。
****************************************


 岩田先生には、本書のほかに、『偽善者の身破り方』『平和の敵 偽りの立憲主義』という力作もある。このあたりを読めば、左翼・リベラルでいることが恥ずかしくなる。そして、見事、左翼・リベラル卒業! となること必至。

 マジで、おすすめである。
 リベラルという病
 偽善者、平和の敵

 では、次、ラスト、イってみよう。

③憲法の正論
 (西修著、産経新聞出版、2019年11月)

 駒澤大学名誉教授、西修先生の書籍である。
 憲法制定過程を丹念に追い、東大憲法学(宮澤憲法学)の虚構を暴き、憲法改正の必要を論じる秀作である。

 帯の裏書きと目次を引いておこう。

****************************************
 わが国が立憲君主国家であることは国際社会の常識であり、国内においてもほぼ異論はない。宮澤憲法学が戦後憲法学の主流を形成しているが、虚構の上に構築された「8月革命説」も含め、私は研究の出発点から宮澤学説に違和感をいだくことになった。

(目次)
 序 章  今こそ憲法改正へ歩みを進めよ
 第1賞  間違いだらけの憲法論議
 第2章  「歴史の証人たち」が語る日本国憲法
 第3章  9条への正論
 第4条  憲法改正を阻むもの
 特別収録 私の原点
****************************************

 西先生には、憲法制定過程を細部に至るまで研究し尽くした超学術書『日本国憲法成立過程の研究』(2004年、成文堂)がある。
 また、ソフトな語り口の『吾輩は後期高齢者の日本国憲法である』(2022年、産経出版社)という近著もある。

 このあたりを読めば、日本国憲法マンセー病、9条変えるな病といった深刻な病を克服することができるであろう。なんで「9条を守っいれば平和になる」なんてコトを信じていたんだろう? 不思議だなぁ、という境地に達することができる。ぜひ、ご一読を!

 まずは、第9条へ自衛隊を追記・明記すること。これだけもよい。憲法改正を実行していかなくてはならない。。。
 憲法の正論
 成立過程研究、後期高齢者憲法



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『安倍さんと語った世界と日本』
     (高橋洋一/著、2022年9月、WAC)

****************************************
「ハッキリ言う、安倍さんが日本を救ったのだ! 」(髙橋洋一)

・今も続く的外れな「アベノミクス批判」
・アベガーよ、「安保法制反対! 」をウクライナで叫んでみろ!
・「悪い円安論」は無知の極み
・日本は今も全くインフレを心配する必要はない
・岸田総理よ、いま緊縮財政をしてはいけない!
・ウクライナで世界と日本の経済はこうなる
・ロシアの金融破綻の確率は・・・100%だ!
・実は日米同盟は世界基準だと「弱い同盟」である
・日本の戦争確率を確実に減らす方法を教えよう
・「平和ボケ」はお花畑からでて来なさい!
・財務省は防衛省の植民地化を狙っている
・NATO加盟を安倍さんは考えていたはずだ

安倍さんほど政策を「世界標準」で考えた政治家はいなかった(著者)

****************************************

 安倍総理に数々の助言を行ってきた高橋洋一先生。

 本書を読んで、日本は偉大な政治家を失った、ということを、再認識させられた。


 高橋先生は、数量政策学者として経済、金融、財政について語るのはお手の物。それに加えて、米国留学時代の専攻は国際関係、安全保障だったこともあって、国際政治、防衛・戦争論についても十分に話ができる。

 先生の理系脳みそ思考についていくには、それなりに知力を必要とするが、先生が展開する論は腑に落ちること多し。

 ただ、先生の論で、私的に腑に落ちていない事項もある。
 本書で触れられているテーマではないが、先生は他の著書で、「少子化、人口減少は心配することではない」という趣旨のことを述べられていた記憶がある。私的には、「少子化、人口減少」は大問題と認識しているので、このテーマに関しては、今一度、先生の説を勉強して、理解を深めてイキたいと思ふ。。。


<目次>
第一部 経済から見た安倍晋三の功績
第二部 ウクライナ戦争で世界と日本の経済はどうなる?
第三部 数量政策学者の新戦争論 日本にとって最善の安全保障とは
第四部 平和ボケはお花畑から出て来なさい


安倍さんと語った


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『日本共産党 暗黒の百年史』
 (松崎いたる/著、2022年7月、飛鳥新社)

<目次>
序章 幹部たちの歴史観とつくられる「党史」
一章 神にされた男 市川正一の生涯
二章 モスクワ生まれの「粗製乱造的」党
三章 リンチ死事件の真相
四章 徳田球一と宮本顕治
五章 中国共産党との関係
六章 除名された人々――多様性をゆるさぬ民主集中制
七章 「退廃との闘争」と優生思想
八章 憲法と革命(その1)――自衛隊をめぐって
九章 憲法と革命(その2)――天皇をめぐって


 松崎さんは、元日本共産党員で、東京都の板橋区議。
 党とトラブって除籍された人。

 除名・除籍されたり離党した「ヤメ共」で、右派・保守派に転じた言論人と言うと、筆坂秀世さん、篠原常一郎さん、朝香豊さん、など。

 優秀な人、頭のいい人、多いよね。

 松崎さんも、デキる人
 

 共産党について語ろう。

 結党して100年

 9月に開催された「創立100周年 記念講演会」において、委員長の志位和夫は、「なぜ日本共産党は100年続いたのか」という切り口で演説をぶったようである。
 が、しかし、角度を変えて言うならば、なぜ100年も経つのに政権が取れないのか、という話である。これは、政党として、極めて恥ずかしいこと、情けないことではないのか?
 
 なぜ、政権を取れないのか? 支持を得られないのか?

 それは、この政党の出自から成長の過程が異常だからである。

 君は異常

 掲げる政策が、根本的に狂っているからである。

 狂っている


 日本共産党は、過去、結党の節目節目には、党史を発行・発表してきたが、90年、そして本年100年は、発行していない。もう、ネタが尽きたのであろう。語れば語るほど、己の無能が露呈する、ということに気が付いたのかもしれない。それとも、単に、金がないだけか(笑)


 本書の話に戻ろう。 

 松崎さん。資料に基づいた実証的な論述に説得力がある。

 ちょいと分厚いが、読書の秋、秋の夜長を過ごすのに最適の一冊。。。

日本共産党暗黒の百年史

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『政治学者、ユーチューバーになる』
        (岩田温/著、2022年11月、WAC)


<表紙裏書き>
保守派の狼煙をあげよう!
象牙の塔の中で、現実を一切知らない政治学者が政治を語る馬鹿さ加減を変えよう!
だから、私は保守派の政治学者としてユーチューバーとなったのだ!



 39歳。
 私より一回り以上も年下だが、しっかりした人だ。
 文章が抜群に上手い。

 アカデミズムの世界はデミズム」と言われるくらいで、左翼・偽「リベラル」に支配されている。保守派・右派は肩身がせまい、居場所がない。場合よっては排除される。
 YouTubeに活動の拠点を置くという岩田先生の選択は、大正解であろう。いや、「正解」というより、運命必然だったのかもしれない。

 不登校生徒対策、教育改革へのYouTube活用を説く教育論が熱い。
 大過なく過ごすことが一番だと考えている教育関係者、デキの悪い教師どもが悲鳴をあげ、発狂すること間違いなし。

 
 がんばれ、岩田温!

 ド左翼、偽善リベラルと徹底的に闘う政治学者!

 保守論壇の救世主!

 
 15分ではちと短い。60分はちと長い。
 先生動画はだいたい30分ちょうどいい。
 


 皆で、「岩田温チャンネル」で勉強しよう。
 チャンネル登録もね!

 
 奥さん、美人なんだよねぇ。やるなぁ(笑)


(目次)
序 章 「独立型知識人」を目指して「ユーチューバー」になってみた!
第一章 「夫唱婦随」「二人三脚」「二足の草鞋」でYouTube開始
第二章 YouTubeのリスクマネジメントを考えてみた
第三章 「テレサヨ」に「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない
第四章 ネット全盛で終焉を迎える「朝日新聞」「池上彰」の時代
第五章 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる
おわりに──保守派の狼のろし 煙をあげよう!

岩田温

岩田温 2

岩田温結婚式

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 ド左翼真っ盛りの頃に、勢い・ノリで買ってしまった。
  〇マルクス・エンゲルス全集
  〇レーニン全集

 マルエン全集レーニン全集

 詳しくは覚えていないが、両方合わせて40万円くらいしたと思う。

 で、これ、どーすんの? って話なのだが。

 
 ド左翼を卒業・離脱して、右派・保守へ移行した今、無用の長物に思える。

 処分することも考えたが、持っていれば、いろいろ調べものをしたりして役に立つこともあるだろう、と考え直し、保有し続けることにした。時間が許せば、ちょこちょこ読んでイキたい。

 また、「ド左翼を卒業・離脱」したとは言っても、マルクス・エンゲルス・レーニンの言説には、資本主義継続の立場に立つ者にとっても、傾聴に値するものがあると認識している。
 わかりやすいところで言えば、マル・エン・レニンの根本の根本は「唯物論」であるが、もし、「地球上の出来事は唯物論で動いているか、観念論で動いているか?」と問われた場合、「そりゃ、まぁ、唯物論ですわなぁ。でも、観念論的要素もちょびっと、よろしくネ」と答えざるを得ない。マル・エン・レニンを一概に切って捨てればいい、というものではない。


 いろいろ読まなければならない本が多くて、なかなかマル・エン・レニンまで構っていられないのが実情だが、部分的にでも読んで何か得るものがあった時には、ブログ記事にしていこうと思う。。。


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『日本共産党 「革命」を夢見た100年』
        (中北浩爾/著、中公新書)

 今年は、結党100周年ということで、日本共産党を扱った著作・論考がいくつか発行・発刊されているが、本書もそうしたものの一つ。

 負の歴史とも言うべき記述が気になった。

 P95-96から引いておこう。

****************************************
 非合法活動を強いられた戦前の共産党にとって党財政と並ぶ暗部といえるのは、女性差別である。
 周囲に怪しまれないよう夫婦を装う、留守宅を見張る、検挙の際に時間を稼いだり、機密書類を持ち出したりする、場合によっては連絡役(レポーター)を務めるといった地下活動を行う技術上の理由から、男性幹部に対して女性のハウスキーパーが手当てされた。同志愛が発展して結婚に至るケースも少なくなかったが、婚外同棲を強いられ、悲劇的な結末を迎えた場合もあった。
 何よりも、女性がもっぱらハウスキーパーやレポーターといった補助的な活動に回されたことが問題であった。『無産者新聞』の編集長を務めた是枝恭二と党の指示で結婚したという福永(波多野・是枝)操によると、有能な女性活動家であっても党幹部と結婚すれば、その付属物とみなされ、家庭に入るしかなかった。戦前の指導部には女性がほぼ不在であった。共産党は結党以来、男女平等を訴えていたが、当時の日本社会の女性蔑視から逃れられなかった。そうした弱点は地下活動を通じて肥大化した。
 戦前の女性党員であった寺尾(若松・清家)としは、次のように振り返っている。

   党資金獲得の手段として、婦人をカフェーやダンスホールに働かせたり富裕な
   家庭の娘に親の金が預金通帳を持って家出させたりするすることが盛んに行わ
   れた。そしてこれら純真な気持ちで党へとびこんでくる婦人等を幹部のハウス
   キーパーとして一面識もない男性のもとへ配置したのである。この、婦人を侮
   辱した封建的な処置、婦人はハウスキーパーかレポーターにしか使用せず、婦
   人を高めることを考えなかった当時の風潮に私は深い憤りを覚えた。
****************************************

  
 「ハウスキーパー」と言えば聞こえはいいが、要するに、男性幹部党員に、セックス・性欲処理の相手として女性党員をあてがったのである。

 しかし、まぁ、以前にも別の記事で書いたことかもしれないが、結党して100年も経つのに政権を担えない、というのは恥ずかしいことではないだろうか。
 日本国民が、共産党が政権を取ることなど、これっぽっちも望んでいないことの証左である。

 自衛隊は違憲、廃止!
 天皇制廃止!
 日米安保条約廃棄!


 とち狂った政策を掲げる政党が政権を担うことなど、永久にない。

 静かに、政治の舞台から消えていただきたい。。。


 日本共産党 


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