どうも~、皆さん、お元気ですかー? 風間官房長官でーす。

 さて。

 「死んだら、あかん!」の件であるが。

 勉強部屋の本棚や床、寝室の床や壁の棚までが、本でグチャグチャ、ボギャンボギャンになっていたので、気合を入れて整理整頓をしていたところ、ある一冊の本を手にした。「あっ、これ、久しぶりに読んでみよう!」、てゆー気分になって、整理整頓の手を止めて、十数年ぶりに再読した。
 死んだら、あかん!
 北野誠は、現在、65歳。
 本書は、15年前、2009年、彼が50歳の時に出版されたもの。

 彼が26歳の時、芸能界の仕事が順調に増えてきて、芸人として売れ始め出した頃、彼の父親が突然、自殺した。50歳だった。その死に方が凄惨で、庭で灯油を全身にぶっかけ、火を着けた。焼身自殺だった。

 少し前から、おかしな言動があることはあった。
 もともと、アルコール依存症で入退院を繰り返していた。ある時、家の中で突然キレて、奥さん(誠の母親)に殴り掛かり、台所の食器、家具をメチャクチャしてしまったり。
 しかし、まさか、自殺するなんて。

 自殺の動機・原因。
 思い当たることはあるにはあるが、あくまでも推測。遺書がないものだから、本当のところはわからない。真相は闇の中。

 父親の自殺のことだけでなく、人生論的なことも書かれている。
 彼の結婚式での、上岡龍太郎のスピーチが紹介されている。これが、なかなかのモノで。いかにも上岡龍太郎らしい。

(P87-88)
 上岡龍太郎さんといえば、僕の結婚式のスピーチでいわれた言葉を思い出す。
 「最近、マラソンに凝っていまして、いろんなコースを走っていると、あることに
 気がつきました。
  一見坂道に見えない道でも、しんどいなぁ。息があがる。そういう道は振り返って
 見れば、必ず登り坂。楽チンや、いくらでも走れるわ、と思う道は下り坂。だから、
 人生において、キツい、しんどいと思うときは、登り坂を登っているんやと感じ、
 何か楽チンやなと感じたら、人生は下り坂を転げてるんやと感じて、自分を戒めて
 
ください!
 このスピーチは、僕の人生訓になっている。今も、何かあれば、これは登り坂か? 下り坂か? どっちや? と自分に問いかける。

 この本を読んだ頃、つまり15年前というと、私は40歳。
 自殺未遂から5年くらい経っていた頃、かな。
 仕事、会社員生活に復帰はしていたものの、まだ、なーんとなくどんよりしていて、なんだかなぁ、という日々を過ごしていた。時々、ふと、イケナイ考えが浮かんで来てしまったりして。もうこの先、出世・昇進はないし、このまま定年まで仕事せんとあかんのか、子供らもまだ小さいけど(小学生と保育園児だったかな)、どーすっかなぁ、ツライなぁ、キツイなぁ・・・・・。
 そんな時に、本書を読んで、救われた、勇気づけられた、ホッとした気持ちになったのを覚えている。待て待て待て、落ち着け落ち着け、そー悪いことばっかし思い浮かべるな、今の自分に何があるか、何ができるか、冷静に考えよう。そう、ちゃんと考えよう! なんか、やり様があるはずや、しっかり考えよう! うむ、とりあえず生きていこう! そんな前向きな姿勢に転換することができた。

 それと同時に、ド左翼活動にも、力が入って、加速して、のめり込んでイクことになった(笑) 共産党社民では世の中変えられへん! 彼奴らは革命党派ではない! 腐敗しとる! ブルジョアの前に拝跪しとる! 彼奴らでは社会変革など出来へん! 時代は真の労働者党、革命党を求めている! 改革ではない、革命や! 自民党ブルジョア政府は再び侵略戦争を企んでいる! 戦争から内乱へ! 内乱を革命へ! そうだ、中核派しかない! てな具合で(← どんな具合やねん! 笑)、わりと自然な流れで(← 自然ちゃうわ、アホか! )、極左になった(笑) 
 そうだ、中核派しよう

 それから8、9年間は、ド左翼絶頂期で、わりと良かったんやけどねぇ、仕事上でエロエロ、基、イロイロあって、結局、薬局、ドラッグストアで、再びメンタルやらかしてしまって、休職することになった。メンタルクリニックで抗うつ薬とか、睡眠導入剤とか、処方してもらったりして、ゆっくりしていた。ほいでもって、そーやって休んでいるあいだに、ネトウヨになり申した (爆)
 午後のネトウヨ 2
 いや、突然なったわけちゃうよ(笑) 安全保障のこととか、国家とか、日本の歴史とか、大東亜戦争のこととか、エロエロ、基、いろいろ再考・再学習しているうちに、「なった」のよ。詳しいコトは省略するけど(笑)

 しかし、まぁ、アレだわね、アレ、こうやって振り返ってみるってーと、自分で言うのもナンやけど、なんつーの、なかなかの人生、てゆーか、かなりヤベぇ人生、ヤッとるね、ワシ(笑) 

 ま、そんなこんなんで、北野誠ファンになり、ネット上で彼に関する話題、ニュース、彼の発言などを気にかけるようになった。自由人となった今は、在宅している時は、ほぼ毎日、彼のラジオ番組を聴いている。
 北野誠 ズバリ

 本の帯にもあるように、北野誠は、父親が死んだ年齢(50歳)を迎えるのをきっかけに、この本を書いたわけだ。それに加えて、2009年、リーマンショックが発生して、世の中、くちゃくちゃになっていた。その前からだったと思うけど、年間の自殺者が3万人を超えるのが常態化していた時期でもあった。そんな世情を心配して、憂いての執筆だったとも言える。

(P139-140)
 そして、今、僕と同世代で悩んでいるみんなへ。どんなに苦しくても、逃げないでおこう。ましてや死んだら、あかん! こんな苦しい時代を迎えるとも、まったく想像しなかったけど、決して無理せず、ぼちぼち行こうや。
 「頑張って行こう!」なんて、思わなくていいから、お互いに無理せんとこな。生きていたら、笑える日も来るからな。本当やで! くれぐれもやけっぱちにならないで!
 最後まで、読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。人生の少しのお役に立てれば、幸いです!

 ネトウヨからも言っておく。
 正味の話、死んだら、あかんよ!  だちかん! 
  なんもかんもワヤになってまうがね。
 まぁ、でもでもええんやけどのほうがええと思う 生きていこうぜ。生きてこそ、ナンボやで。

 レーニン曰く、「学べ、学べ、学べ!」
 オシム 曰く、「走れ、走れ、走れ!」(イビチャ・オシム:サッカー日本代表 元監督)
 キシダ 曰く、「経済、経済、経済!」(笑)(2024.1.30 施政方針演説)
 ネトウヨ曰く、「考えろ、考えろ、考えろ!」 

 今、アナタが歩いてるところは、登り坂か? 下り坂か? どっち?
 しんどいなぁ、と感じているのなら、それは人生の登り坂。Vサイン余裕かましながら、歩いて or 走って(小走りでイイよ)イキまっしょい!
 登り坂46
 どえりゃーしんどい、と感じているのなら、それは無理し過ぎ。登り坂の角度がキツ過ぎる。歩くの、走るの止めて、いったん休憩しろ! 休め!
 登り坂にもほどがある
 
 

 みんな、いい表情してるね。生きとる、って感じやね。

 ネトウヨ、自分の娘と同じくらいの少女たちから、生きる勇気をもらったわ。

 ええか、よー聞け! まぁいっぺん、言っとくで。

 ネトウヨでさえ、こうして生きてんねん!
 死んだら、あかん!
  
死んだら、あかんでぇ~! 


 なぜ、死んだらあかんのか? そんなん個人の自由やんか。

 アホか!
 トロくさいこと言っとたらあかんて。

 んなモンはな、「なぜ、人を殺してはあかんのか」
と一緒、「なぜ、死んだらあかんのか」理由もクソもあらへんのだわ。

 あかんモンはあかんのや! よー覚えとけ!!
 土井たか子 ダメはダメ

 まぁねぇ、社会を見渡すと、パヨクリベラルるんるんばっかしで、そーゆーキチガイ連中を相手にしてかなあかんもんで、ぶっちゃけ、ネトウヨも、けっこうしんどいところ、あるんやけどね苦笑)
 寅さん。それを言っちゃあ
 ネトウヨもつらいよ 風間さん


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